就農から

S.59年、嬬恋高校卒業後、就農
それから2年安値が続き、働いても働いても赤字、金にならない農業にいとも簡単に失望
H・14年2月6日家族経営から法人経営へ転換
毎年夏は農業
冬はリゾート関係でアルバイト
16年3月群馬農業未来塾の同期生に誘われて、群馬中小企業家同友会へ入る。将来通年を通して雇用したいという思いから、敷居が高い気がしたが勉強しようと思った。
H.2年、一応結婚。 18年3月、ここ嬬恋村は冬は約5ヶ月間畑が使えないので通年雇用など無理なのかとか、さんざん考えたのだがまず夏期だけの契約でやってみようと決意。今年はもう求人とか準備が間に合わないので来年に向け準備。
H・8年認定農業者になる。 24年3月、なんとここ5年ぶりの更新になるのか・・・。
19年より常時雇用を考えて契約社員ということで3年間やってみたけれど自分の未熟さと年間を通して雇用できない問題が解決できずに逆に精神的に余裕もなくなってしまった。

その冬にぎっくり腰から慢性的なヘルニア性の腰痛に悩まされ続け、22年よりアルバイト2人と妻と私という経営に戻したけれど自分の体が思うように動かずに体力的にもたなくなって、夜のメールやら事務仕事がきつくなってしまった。お客様への対応も行き届かず失礼が多々あったと思う。

23年は震災と原発問題、もちろん腰のこともあって、作付を見直したりしWEB販売を休んでしまったが、花豆などはここ数年の天候異常から売れる豆が減ってしまって採算もギリギリの状態だったが昨年休んで正解というほどの大不作だった。

この年、農薬でクラッときて改めて農薬の怖さを知る。
ここで「百姓をやりたい」という本に出会い、農業の違った形態、(循環型農業)を知る。

農法、有機、いろんな本をかじったり、本や新聞にとりあげられた農業関連の場に目的もなく出掛ける。
何かを見つけたかった。またキャベツがものすごく暴落した年で契約販売が頭をよぎる。親に相談もせず
冬のあいだ、関東近郊のスーパーをかけずりまわる。。
H.9年、父親からキャベツ経営をまかせられる。記念すべき森の経営者としての出発である。JA主体の販売から契約販売に挑戦。また親戚などを通じて野菜の宅配を開始
H・10年12月、欲しかったパソコンを買う。簿記を必死にやる。
H・11年6月、ホームページを立ち上げる。ほとんど1人でやったので公開まで3ヶ月かかった。
また農家の産直集団「元気ねっと」に入会して全国の農家と交流を深める。